耳たぶにしこりは、粉瘤(ふんりゅう)らしい(更新版)
最初の記事がまさかの実体験となるとは思ってもいませんでしたが、9月15日に皮膚科にいってきました。
3日ぐらい前から耳たぶに触れると痛みがあり、触ってみると耳たぶの中にぷにっとしたしこりのような出来物のようなものがあります。
グーグルで検索して、もしかすると粉瘤(ふんりゅう)なのか、ニキビなのか?? 手術しなきゃ治らないと書いてあり、ちょっとビビリました。 そこで、土曜日に速攻で皮膚科で診てもらったというわけです。
今回の症状
上にも書いた通りですが、初期の症状としては頭痛?みたいのが始まりだったように思えます。
最初は、耳たぶになんか出来ているとは思ってなかったんですが、右耳周辺あたりからちょい痛みが出てきたように感じます。
そして、耳を触ってみるとやはり痛みが出ていることに気づき、さらに耳たぶを触ってみるとぷにぷにしたものが中にあるのを感じます。 そのぷにぷにを触ると痛みが走るという症状です。
図にしてみたんですが、ちょうど丸い濃いピンク色のあたりにぷにっとグミみたいな感じのものが中に出来上がっている状態です。
外側にできるタイプもあるようですが、今回の管理人の場合は耳たぶの中なので、外見上はまったくわかりません。 ちょっと耳たぶは福耳的なので、触らない限りは中にグミが入っているようにも思えません。
耳たぶのしこりは、何科にいくべきか?という問題
耳が痛いという場合は、症状によっては耳鼻科・耳鼻咽喉科だと解釈する一般人なので、今回の場合も耳鼻科なのか皮膚科なのか悩むところです。
当然ネット時代だと、これをキーワードに検索しますよね? 結論としては、しこりっぽいものは皮膚科という解釈をしました。
外耳だった場合には、耳鼻科の方がよいと思われますが、今回は耳たぶです。
ピアスをあける場合は、皮膚科なので今回もそれに準じて耳たぶ=皮膚科という解釈でOKです。
ピアスをあけたあとで似たような症状がでた場合もたぶん粉瘤?の可能性があるかと思いますが、判断に迷う場合には総合病院にいくのがよいと思います。 個人病院の近場で診てもらう場合には、皮膚科でよいです。
当然、症状によっては変わる場合もありますが、そこは判断していただく必要があります。 今回、診てもらった病院は、個人病院の近所の皮膚科・形成外科でした。
耳たぶのしこりの診断結果は?
これは題名にも書いている通りで、粉瘤(ふんりゅう)・アテローマというものでした。 ドクターの診察は、耳たぶを触って診て゛早々に粉瘤ですね゛で終わりました。 耳たぶのしこりには、耳にきび?というのもあるらしく、前述した通りにどっちかだろうと踏んでいましたが、やはりといったところ。
治療はどうなるのか?
さて、粉瘤といわれて、即座に「手術??」というのが頭に浮かびました。 すでにグーグル検索して、治療法は「手術」しか記憶に残っていません。 さらにいうと、手術の方法としてのくり抜き法とか、綺麗に目立たなくするような手術がウリの病院のページなんかを見てしまっています。
ほぼ、手術覚悟の上で、できれば来週がいいなぁとか思っていたところ、ドクター曰く「とりあえず、薬で一週間様子見ましょう。それでも腫れてきたり痛みがひかない場合は手術しかないですね」という診断です。
まあ、粉瘤自体は良性の場合も多いと書いてありますし、自然に無くなる場合もあるようです。今回のしこりは触らないとわからない大きさでもあるし、痛みは炎症によるものだろうという判断ではないかと推測します。
最終的にしこりは残る可能性がありますが、大きくならなければしばらくは様子見でもいいのかも知れません。
粉瘤(アテローマ)についての詳細については、日本形成外科学会で一度ご確認いただければと思います。 参考:粉瘤
日本皮膚科学会にも粉瘤に関する情報があります、こちらにはより詳細なQ&Aのページがありますので、ご参考までに。 参考:粉瘤 Q&A(日本皮膚科学会)
予防法について
皮膚科の医師の説明ページが見つかりますが、そこには予防法はないとことです。
原因も完全には解明されてないようなのですが、一部にはウィルス感染や外傷から発生するようですので、手洗いうがいや傷の手当に気を配るぐらいでしょうか。
一部の原因なので、今回の耳たぶの原因ではなさそうです。傷はないですし、ウィルス感染しているとしたらほかにも症状が出そうですし、、、ただ、見えない傷があったかもしれませんし、なんらかの要因で耳たぶの中に表皮の成分とかニキビとか吹き出物から入ったからとかは考えられます。
とりあえず、お肌対策はオヤジ世代でも必要ってことですね。 特に今回の耳たぶは、シャンプーとか顔の脂とかが残って大人ニキビが発生しやすい顔周辺なので、スキンケア大事ってことかも知れません。
そんな敏感肌には、↓がおすすめの1つです。
来週までにしこりが消えてないかなぁ・・・。
一週間後の状況
皮膚科の内服薬をいただいて、一週間後の土曜日に再診してきました。 すでに、耳たぶのぷにぷにしたしこりはかなり小さくなっていたので、再診しなくてもいいかと思いましたが、逆に顎ニキビができたのでそっちも診てもらうことに。
さて、肝心の粉瘤ですが診察にて医師のチェック(耳たぶ触る)で、薬飲みきって一旦はOKとのことです。
完治するには、やはり取るしかないとことですが、炎症を起こしていたので1ヶ月はあけてからでないとダメということでした。
粉瘤自体は消えないので、また、いずれ腫れてくるということですね。
外皮の上に目立つようにできているわけではなくて、耳たぶの中に埋まっているので外見上の問題はないので、取るべきか悩むところです。
ということで、一旦は様子見です。さらに1日経過したところ、触ってもほとんどわからない状況ですので、1ヶ月様子をみてから今後を考えたいと思います。