重量500gの大型モバイルバッテリーなんですけど、なんとUSBーC PD100W対応なのです。
Macbook ProやSurefaceなどUSB-C電源に対応する優れもの、そして何よりも大容量27000mAhなので
出張先や出先やカフェ屋でのワークにも最適です。
もちろん、パソコンだけではなくてスマートフォンやスマートウォッチ、Bluetoothのイヤフォンなどの充電も可能。
iPhone XSなら7回の充電が可能で、今回のような災害時における停電でも活躍しそうなバッテリーです。
なんといっても、ほかの100W出力のモバイルバッテリーは同価格帯でもいくつか出ていますが、SuperTankは、最大合計出力がなんと!138Wなので、100WのMacbookと同時にスマートフォンとかBluetoothデバイスなど同時に充電できちゃうわけです。
すでに海外のクラウドファウンディングであるKickStaterやIndiegogoなどで、合計100万ドル(1億越え)の資金が集まるほどの大人気となった製品が日本のクラウドファウンディングにも登場しております。
見た目は、スーツケースっぽいガジェット感満載なスタイル
ぱっと見、ゼロハリっぽいスタイルの小型弁当箱スタイル。
色は、シルバー・ブラック・ブルーの3色があります。
当初は、シルバーとブラックのみで、その後にブルーができたとのこと。
今回は、ブルーの写真をいただきました。
ちなみにレビューで使ったのはゼロハリらしさが気に入ったのでシルバーにしました。
届いたシルバーのSuperTankは、↓こちら。
スペックは、以下の通りです。
Battery Cell (バッテリーセル) | High-Density Lithium Battery (高密度リチウム電池) |
Capacity (容量) | 27,000mAh 3.7V/99.9Wh |
Input (入力) | USB-C: 5-20V, up to 5A 100W Max |
Output (出力) | USB-C(1): 5-20V, up to 5A, 100W USB-C(2): 5-20V, up to 3A, 60W USB-1: 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A, 18W (ZEN+2.0) USB-2: 5V/3A, 15W (ZEN+) |
Dimensions (寸法) | 4.7” x 2.9” x 1.6” (119mm x 73mm x 42mm) |
Weight (重量) | 17.6oz, 500g (※実際に測ったら520gでした) |
Color (色) | Black / Silver / Blue (ブラック/シルバー/ブルー) |
同類製品との比較
似たような製品が多いなかでは、大きな特徴としては
- 大きなデジタルLEDでの残量表示
- X-Chargeモード
これは、ほかの高出力な充電器の場合だとと低電力なデバイスであるスマートウォッチやBluetoothイヤフォン、フィットネスバンドなどに向かないことが多く、100%充電する前に充電を停止してしまうとのこと。
SuperTankでは、低電力専用のX-Chargeモードを搭載していて、このモードで充電すれば正常に100%充電できるという優れものです。X-Chargeモードは、ボタンを2回押すだけで変更できるので、とても簡単に低電力デバイスを充電できるというわけです。 - 飛行機持ち込み可能な製品
過去に日本においてモバイルバッテリーでの発火問題があり飛行機への持ち込みが制限されています。
SuperTank開発元のZendure社のA5シリーズは、飛行環境における安全基準を満たしており、チャーター航空会社のTaitan airways社でiPadを充電するバッテリーとして飛行環境での使用が認められているとのこと。
今回紹介してるSuperTankもA5シリーズなので、飛行環境の利用レベルの安全性を備えた製品ということで、単に安価で高出力なだけではない点が他社と比較する際のポイントとなります。
なお、上記の航空会社の記事については、https://www.prnewswire.com/news-releases/titan-airways-chooses-zendure-a5-external-battery-to-charge-ipads-for-pilots-300132946.htmlに記載されております。
当然のことながら、Zendureの製品は2013年の設立以来、事故が発生したことがなく、その製品の信頼性が高いと評価されています。
Zendure社からSuperTankの耐久性を示す、車で轢いてときの映像ももらいましたのでその堅牢性をご覧ください。
Hyper Juiceとのスペック比較
2019年8月から9月にかけて、この高出力なUSBーC PDモバイルバッテリーがいくつか日本のクラウドファウンディングで公開されました。
その中でもSuperTankに近いと思われるHyper Juiceとのスペック比較がありましたので以下に記載。
SuperTankが際立つところは、やはり重量とX-Charge機能です。
もちろん、筐体の堅牢性は上記の動画でもわかる通りにNo.1だと思われます。
SuperTank | Hyper Juice | |
ポート | 4 | 3 |
最大出力 | 138W | 130W |
X充電モード | Y | N |
LEDディスプレイ | Y | N |
重量 | 約500g | 約650g |
色 | ブラック、シルバー、ブルー | シルバーグレー |
保証 | 2年間の保証 | 1年保証 |
使用感
さて、実際に製品を使ってみたのでどんな具合なのか?
- 充電時間
充電には、USB PD対応の充電器が必要です。
今回は、ZendureのSuperPort4の100W対応充電器を使用してみました。
届いた直後のバッテリーの残量は、49%おおよそ半分充電されている状態でした。
まずは満充電ということで、早速SuperPort4に繋げてじっと待つこと約1時間。
LEDの表示が100になりました。なので、0%からの満充電にはおおよそ2時間ぐらいです。
なお、充電中はこのLEDが点滅表示されるので充電中なのがわかります。
もちろん、充電しながら供給も可能なようです。
- Macbook Airへの給電
対応するMacbookは、USB-C対応のMacbook Proなのですが、家のMacbook Air(2013)はMagSafeタイプです。
これについては、USB-C(PD) MagSafeのケーブルを別途購入して充電テストをしました。
(正規なケーブルでもないので、ご利用の際には自己責任で・・・)
MagSafeの正規の充電器は、45WですがSuperTankで繋いでみると60Wと認識されました。Magsafe接続時のシステムレポート画面 SuperTank接続時のシステムレポート画面 これもMacbookが50%近く状態で充電を開始して、おおよそ1時間ぐらいで満充電になりました。
また、並行でiPhone XRでの充電もしてみましたがどちらも同じぐらいで充電完了です。
SuperTankは、満充電の100%の状態から30%近くまでになっていました。
停電対策メインで使う場合は、スマートフォン数台分を数日使えるという認識でパソコンの充電には使わない方が無難(まあ、容量的にもそうなりますよね)。 - X-Chargeモードの利用
最後に、低電力デバイスのスマートウォッチとBluetoothイヤフォンを試しました。
どちらも問題なく充電完了なのですが、試しにX-ChargeモードをオフにしてBluetoothイヤフォンを充電したところ、やはり途中で充電止まってしまいました。
X-Chargeモードのときには、LEDの表示も] [ な感じに残量のパーセンテージと交互に表示されます。
今回の使用した低電力デバイスは、以下の通りです。スマートウォッチ Mobvoi社Tichwatch E Bluetoothイヤフォン Padmate社Pamu
まとめ
USB-C PD対応の機器をそもそも持っていなかったのですが、今年に入ってUSB-C PD対応のモバイルバッテリーがいくつか出てきておりガジェット界のトレンドになっている感があります。
特に価格と容量は似通っているので選択に迷うところではありますが、SuperTankは出張や災害時の停電対策とどのシーンでも活躍する万能タイプです。
重量もほかの同類の機種より軽量なタイプですし、スタイルもカッコいいしLEDで残量わかるし とほかの機種よりも魅力的です。
2019年9月、10月と今年は大型台風の大きな災害もあり、我が家は停電にはなりませんでしたが、もし停電があったなら、すぐに使える場所にちょこんと置いておけるSuperTankは、とても心強い存在です。
いつ停電になるかは予期できないので、災害対策グッズの1つに、もちろん普段使いのモバイルバッテリーとしてもSuperTankはおすすめです。
気になる方は、今ならまだ間に合う日本のクラウドファウンディングmachi-yaが残りあとわずかですが、入手可能です。
machi-yaのプロジェクト支援サイトは、↓こちら 残り時間は、あとわずかです。
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ついでに、めっちゃ詳しい方のレビューもあったので、気になる方はググってみてください。
それでも出張用や万が一の停電対策用としてはおすすめです!